イスラエル、イラン攻撃体制を崩さず
- 2012/05/24 07:00
- Category: 社会
- Tag: イスラエル イラン
23日のバグダットでのP5+1会議を受けて、イスラエル国防相バラク氏は、イランが査察に応じようと応じまいと、イラン爆撃はあり得ると示唆。イラン査察受け入れは国際的圧力を交わすためのものであり、唯一の解決策は、イランの核開発が平和利用のためであることを、ウラン濃縮プラントを停止することにより証明することだと言明。
A military strike against Iranian facilities is not out of the question, even though Tehran has reached agreement on a probe with the UN’s nuclear watchdog, says Israeli Defense Minister Ehud Barak.
The official was referring to a deal announced on Tuesday by the International Atomic Energy Agency. Barak called it an Iranian ploy to fend off international pressure.
The minister told Army Radio that "a nuclear Iran is intolerable and no options should be taken off the table," referring to the use of force.
He said the only way Israel could see Iran develop its civilian nuclear industry is if it shuts down all of its uranium enrichment sites and uses imported fuel.
最悪、イスラエルは、かつてのイラクとシリアの場合のように、単独でも動くだろう。するとアメリカも動かざるを得なくなる。ボイリング・ポイント目前だ。
追記：イラン、アフマディネジャド大頭領は、大量破壊兵器である核兵器を保有することはイスラムの教えに反するとしている。
イスラエルはイランに対しては長年にわたる言動から信頼に値しないとして、疑惑の目を持ってIAEAとの交渉を見つめている。
ここで鍵になるのは、イランの行動規範だ。すなわちシーア派の拠点として、彼らの終末論に基づいて行動するわけだ。12番目のイマームがマハディとして到来する道を備える。彼は異教徒を抹殺し、イスラム大帝国をうち建てるはずだ。かくして政治的なアプローチを考えるならば、西側は判断を誤る。彼らの信仰による世界観に基づいた判断基準を外してはならない。