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CLIP:Jesus The Lost 40 Days

本日はキリスト教歴でのいわゆる「ペンテコステの日(五旬節)」。ユダヤ教のシャブオットの日だ。レビ記23章に7つの主の祭りのリストがある。過ぎ越しの祭りから始まって、最後の仮庵の祭りの七つだ。このうちのシャブオットが本日。初代教会に聖霊が降った日だ*1

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さて、イエスは復活後、いろいろな人々にご自分を現している。マグダラのマリア、疑いのトマス、エマオの途上の二人の若者、そして五百人以上の人々に対して。そして神の国について弟子たちを訓練されて、オリーブ山から昇天された(Acts 1:9)。しかし聖書はこの40日についてはあまり多くを語っていない。イエスはあちこちに自由に現れることができたようであり、この40日間に何を語り、何をなされたのか、なかなか興味深いテーマではある*2

*1:しかし、実際は復活の週の最初の日にイエスは弟子たちに聖霊を吹きかけている(John 20:22)。これは復活のいのちの吹き込み、本質的な聖霊の満たしである(intoの満たし)。対して、ペンテコステの満たしは証のための力としての満たしであり、これは天からの力を受けるまでエルサレムにとどまれ、と言われた約束の成就である(uponの満たし)。すなわち経綸的満たしであって、すでに胎児として誕生していたエクレシアが、いわば産道から外へと生み出されたのだ。いわゆる「聖霊のバプテスマ」は経綸的満たしであり、証し、伝道、神の業をなすための満たしである。ギリシャ語では多くの場合、内的満たしにはpleloo、外的満たしにはplethoを用いて区別している。このペンテコステの日は、よって、エクレシアの地上的顕現とも言える。この二つの聖霊の満たしを区別する必要がある。参考:「油注ぎと油塗りについて
*2:おそらくこれを秘したのは、今私たちがそれぞれ主から直接聞き、直接に訓練される必要があるからだろう。それはきわめてパーソナルな経験であるゆえに。

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