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嗚呼、エレツ・イスラエル

またまた金曜日の午後。いつもどおりiTunesのJazzでくつろいでいる。1週間のうちで一番favoriteな時間だ。

・・・で、オスマン帝国の話のついで、イスラエルの再建について調べていると、次のような主張を発見した。とりあえず、世界史をざっと復習。

WW1後、それまでオスマン帝国の統治下にあったイスラエルは、英国の統治下に入り、WW2後の1947年に国連決議、1948年にイスラエルが再建国された。一般の、特に左系の論は、イスラエルはそれまでアラブ人が住んでいた場所に侵入し、彼らを難民とし、違法な支配をしていると言うものである。特にウエストバンクと旧エルサレムについては、1967年に実質併合されるまで、ユダヤ人は西側の壁で祈ることもできなかった。実は現在もまだ続いているのだ。嘆きの壁で祈るとき、キッパを取るようにと言われた旅行者の事件だ。

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そこで神殿の丘のモスレムによる支配を排除すべきとの動きも出ている。

しかるにエレツ・イスラエルの存在の根拠はどこにあるのか。1947年の国連決議か?違うとする主張が出ている。国際法からすると国連決議は拘束力を持たないのだ。そもそもユダヤ人国家イスラエルの法的根拠は1947年に新しく作られたものではなく、それ以前にすでにあった権利を認めたものである。それは1920年のサンレモ会議で追認されていたのだ。この論は同会議の埋もれていた資料の研究から明らかにされた。

しかしだ、もっと言えば、その法源は万物の存在の根拠である神にあるのだ。出エジプト記23章30-31節にこうある:

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わたしは徐々に彼らをあなたの前から追い払うであろう。あなたは、ついにふえひろがって、この地を継ぐようになるであろう。わたしは紅海からペリシテびとの海に至るまでと、荒野からユフラテ川に至るまでを、あなたの領域とし、この地に住んでいる者をあなたの手にわたすであろう。あなたは彼らをあなたの前から追い払うであろう。-Exo 23:30-31

この神の約束は必ず成就する。少なくとも部分的にヨシュアたちが良き地を取った時に神は宣言されている:

主がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つとしてたがわず、みな実現した。-Jos 21:45

私たちはこの約束の究極的成就を見るのは、来るべき経綸、すなわち千年記である。文字通り、キリストが来られ、地上に自らの王国を建て、その王権を行使される時代。が、とりあえずは現在の中東情勢を追うしかないわけで、それが着々と預言者の言葉通りにピースがハマりつつあるのだ。極私的に霊で感じることは、それが近いということ。私たちはおそらくそれを目撃するであろう。

小賢しい人間の論ではなく、今後ますます御言葉そのものに目を留める必要がある。目に見えるものに頼るならば容易に欺かれる。自分の常識、自分の感覚、自分の価値観、自分の思考、自分の好みなどは容易に私たちを欺くのだ。ヒューマニズムに堕ちているニッポンキリスト教徒をみてみよ。彼らは自分の状態を知らない。心はよろず偽るものなのだ。今は有視界飛行ではなく、計器飛行する時代であると、10年前から語っている。真に御霊と御言葉に服すること。その時、神はその真実をもって導いてくださる。まことに

すべての人を偽りとしても、神を真実とせよ-Rom 3:4

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