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臨界点近し

エジプト、イスラム同胞団のモルシ氏が大統領に。60歳、アメリカで教育を受けたエンジニア。対立候補に80万の僅差で勝利。最初の演説でエジプトのOne Accord(心をひとつにすること)をアピール。国際的コンセンサスに基づく開かれた国家を目指すと。

しかしイスラムの教師は、われわれの首都はカイロでもメッカでもなく、エルサレムであるとアジ演説。イスラエルの殲滅を訴える。

ネタニヤフは硬い表情で新生エジプトと協調できることを期待するとコメント。

ちなみに彼はすでに先のモスクワでの交渉に進展がなかったことで、西側がイランに適切に対応し得るとの"信仰"が損なわれている。

イスラエルは今後極めて困難な対エジプト関係に苦しむであろうとの予測だ。特に1979年の和平条約のゆくえが鍵となるが、モルシ氏は過激派との関係が深いため、きわめて危ういとする。

アメリカは361基のクルーズミサイルをバーレーンに派遣している第五艦隊に配備。イランへの牽制と見られるが、アメリカ国内ではすでにイランを軍事攻撃すべきとの世論が増えている。次のプロモビデオではオバマはこの4年間しゃべるだけだったが、その間にイランは着実に各施設を建造していた。その対応は来る選挙にも大きな影響を与えるだろうと。よって、NOW TIME TO ACT。

イスラエルが孤立感を覚えるときが危ない。彼らはその歴史的経緯からパラノイド傾向が強いのだ。殺られる前に殺る。これがパラノイドの病理から生まれる行動原理である。しかしなお、私たちは・・・

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