Dr.LUKE'S iDLE UTTERANCE

　また、祈るときには、偽善者たちのようであってはいけません。-マタイ6：5

　あまりにも多くの人々がクリスチャンとして行動する ことに囚われています。私たちは「霊的」生活を送り、「霊的」な言葉を語り、「霊的」な態度を取りますが、しかしそれはしばしば自分自身でなしているのです。多分それらをうまく行うことができているかもしれませんが、そこにはある種の違和感が含まれているのです。私たちは自分自身に対してあれこれいろいろな事柄を反省するように求めるのですが、それはなんという束縛でしょうか！自分の本心と異なる言葉を語らなくてはならない経験を持っている人がいるでしょう? その人は私が言わんとすることが理解できるはずです。意志を用いて行おうとするならば、それは自然な流れにならないのです。そのように語ることを自分に要求することになるからです。しかし自分自身の言葉をもって語り出すならば、すべてが容易になるでしょう。何の努力も必要とせず、意識的なフリをするまでもなく、自由に語り出すことができるのです。その意識しない言葉はあなたがどのような者であるか を明らかにします。
　クリスチャン生活にとって作為的な振る舞いをすることほど傷となることはありません。もし私たちの言葉、祈り、物腰が、私たちの素晴らしい主キリストのいのちから流れ出る自然な表現であるならば、それらはなんという祝福となることでしょうか。