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Dr.Lukeの一言映画評

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すごい暑さだ。午前はプールとサウナで今週の疲れを抜く。午後は映画、と巡航モード。『ダークナイトライジング』。このシリーズの三部作完結編。どうも最近のハリウッドの作品はアメリカの現実と霊的状態を描いているとしか見えないものが多い。この作品でも1%のセレブを99%の大衆がつるし上げるOCCUPY運動を彷彿とする場面や、悪役が深い穴から出てくる設定。後者は明らかに次の御言葉を意識している:

彼らは、底知れぬ所(アビス)の御使いを王にいただいている。彼の名はヘブル語でアバドンといい、ギリシヤ語でアポリュオンという。-Rev 9:11

9.11でもその前に同じ設定、すなわちWTCタワーに飛行機で突っ込むテロを描いた映画があった。今回のオリンピックも明らかに「一つ目」を意識したスタジアムの作りやキャラクターが堂々と大衆の前でパフォーマンスを繰り広げている。闇の霊的勢力が自分の存在を明確にアピールすることにより、あの者は自分の覇権を誇っているのだ。まことに主イエスをすら誘惑するこの者は、その高ぶりの絶頂に昇りつつあるようだ。

また、悪魔はイエスを連れて行き、またたくまに世界の国々を全部見せて、こう言った。「この、国々のいっさいの権力と栄光とをあなたに差し上げましょう。それは私に任されているので、私がこれと思う人に差し上げるのです。ですから、もしあなたが私を拝むなら、すべてをあなたのものとしましょう。」-Luke 4:5-7

しかし彼の栄光を受けるならば、その末路は悲惨なものとなる。世の栄光は滅びへと招くのだ。これは一世を風靡した運動選手やアーチストなどの辿る運命を見ればよく分かる。ちなみに最近、あの安藤美姫がかなりヤバイ精神状態に落ち込み、失踪しているようだ。まことに

というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。-Phil 3:1-19

何度も繰り返すが、2010年、世界はすでにティッピング・ポイントを超えた。2011年はマニフェストの年。そしてこの2012年はデストラクション&アンコントローラブルの年だ。裏が表にひっくり返る現象がすでにニッポンキリスト教界のみでなく、世界の教界でも蔓延っている。御言葉を棄損、真理を否定・拒絶、それぞれが自分にとっての「真理」をねつ造しつつ、自分の道を進んでいる。その先には・・・以下略。まことに時代は霊の時代。彼らは主の血と十字架に真っ向から対決する姿勢を露わにしてきているのだ。

追記:この映画で刺激されて最近アメリカで銃乱射事件があったことは記憶に生々しい。

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