Dr.LUKE'S iDLE UTTERANCE

　　あなたがたは、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなさいました。-創世記50：20

　神はヨセフに対して格別になすべき業をもっておられました。それはイスラエルを飢饉と死から救い出すことでした。その神の僕に対する神の方法はきわめて異例と見えるものでしたが、最終的にはヨセフは兄たちにこう告げることができました。「神はあなたがたの命を救うために私をあらかじめ遣わされたのです」と。彼は分かっていたのです。ここで質問です、私たちはどうでしょうか？私たちが意識的に神に仕え始めた時だけでなく、神の御手は最初から私たちの上に置かれていたのです。神は予知によって私たちが生まれる前から私たちの環境を整えておられたのです。しばしば自分の生まれた家族が悪いものであると感じたとしても、私たちが誰の子供となるかすらも決定されていたのです！ある人は両親を受け入れることはできるにしても、自分の兄弟姉妹、あるいは他の親戚を変えたいと感じているかもしれません！ヨセフも、知的に考えるならば、このように感じることは当然でした。彼の兄たちは邪悪なことを彼にしたのですから。しかしすべての道は神によって私たちのために備えられたものです。神はそのように意図されたのです。しかもそれは良きことのためにです。私たちは、もし神の御手が神の選びによって働いていることを見損なうならば、神に対して賛美を捧げる大いなる機会を失ってしまうことでしょう。