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Dr.Lukeの一言映画評

連休の中日、プールは休館日。午後はいつものとおり、映画。作品は『L.A.ギャングストーリー』。きわめて古典的ギャング対正義の戦いストーリー。

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1949年、ロサンゼルス。NYブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエンは、ドラッグ、銃器取引、売春などで得た金で街を牛耳っていた。手下たちだけでなく、警察や政治家までも意のままに操り、自らを“神”と豪語するコーエン。そんな中、街の平和を取り戻すべくロス市警のジョン・オマラ巡査部長とジェリー・ウーターズ巡査部長率いるL.A.市警のはみ出し者たちによる、たった6人の極秘チームが結成され、身分を隠し闇社会に戦いを挑む。

闇社会に対しては法治国家の論理は通じないとばかり、力に対しては力で対抗。LAにおける実話とかで、ヒーローがやや間抜けな場面もあり、確かにリアリティがある。まあ、所詮この世はサタンの配下にあるわけで、"正義"なるものが逆に社会を委縮させることは民主党でさんざん経験したはず*1。ニッポンキリスト教と民主党が同じ体臭を醸していることは何度も指摘したが、妬み・嫉妬の霊とビョウキが蔓延しているニッポン・キリスト教なるものが蔓延ればこの国はオワル。その予行演習が民主党だったのだ。

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しかし、最近、とみに感じるのはどこに行っても人出のすごいこと。先日の江ノ島もしかり。昨晩ファミリーで会食したVOLKSしかり。チネチッタも、ラゾーナも人、人、人。何か85年当時くらいのバブル前夜の雰囲気なのだ。経済は心理学と前から言っている。大衆の心を緩めること。少なくともアベノミクスはここまではうまく回っている。持たざる者よ、妬むことなかれ。カネは天下の回りモノ。持つ者がさらに潤ってリッチになれば、そのおこぼれが回るのだから。改めてバブルの夢よ、ふたたび、だ。

*1:曽野綾子氏は別に好きではないが、彼女に言わせると『正義は胡乱』、彼女の本『悪と不純の楽しさ』の紹介文が目を引いた。まことに同意だ。

平等の名のもとに能力の差に目をつむることが、果して本当の正義なのだろうか?男女の能力の差、人種の能力の差を真摯に見つめ、ときにその違いを認めることこそ本当の「優しさ」なのではないだろうか?自称「ヒューマニスト」が横行する世の中の、何と息苦しく薄っぺらなことか!そんな世の中をちょっと「ワル」になって見つめれば、真実が見えてくる。

Comment

zion

こないだ酒々井のPOモールに行ってきたけど、確かに人は多い。さて酒々井はシスイと読むそうだ。

  • 2013/05/04 19:22
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