酒の詩-李商隱の場合-
- 2013/06/10 21:49
- Category: 漢詩
- Tag: 漢詩 李商隠
李商隠については恋愛詩が秀逸であるとしてすでに紹介した。また酒もけっこうイケるのだ。
花の下に酔う
芳を尋ねて覺え不流霞に醉ふ
樹に倚り沈眠して日已に斜なり
客散じ酒醒む深夜の後
更に紅燭を持して殘花を賞す
芳を尋ねて覺え不流霞に醉ふ
樹に倚り沈眠して日已に斜なり
客散じ酒醒む深夜の後
更に紅燭を持して殘花を賞す
今、トライしているワイン、VILLA-DES-ANGES-SAUVIGNONの2010年もの。カリスマ評論家Robert Parker氏のお墨付きとか。
そう、酒とくれば、泪と男と女と続く・・・・。「またひとつ女の方がえらく思えてきた、またひとつ男のずるさが見えてきた・・・」、沁みるね。彼ももういないが。