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Dr.Lukeの一言映画評と本日のニ枚

午前はいつもどおりプールとサウナ。土曜日はきわめてフィジカル。

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午後は映画。スタローンの『ランボー最後の戦場』。キリスト教徒がミャンマーの支援に出かけるも、捕虜となり、それを救助に向かうランボー。う~ん、ちょっと期待していたが、ストーリーやランボーの内面の描写が平板。やたらと戦闘場面が肉が飛び散り、血が飛散する様はかなりリアルで、『ブラザーフッド』の映像と似ていた。極私的には駄作か・・・。ただランボーの台詞、「何の目的もなくただ生きるか、何かのために死ぬか、自分で決めろ」はカッコイイ。主の問いかけとも通じる。(しかし頭をアイドリングしながらボーっと観るにしてはやや刺激が強すぎる。ミャンマーではこれ以上の虐殺がなされているそうですが。)

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CDは先週気に入ったMarica Hiragaの"more Romance"。ヴォイスに艶と深みがあってセクシー。ルックスもタイプだ。

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二枚目(と言ってもダブルアルバムだが)は、無期休業宣言のサザン・オール・スターズの"KILLER STREET"。バラード系、ロック系、ポップス系の30曲。

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時は78年(写真は当時のME)、わが青春の日に突然飛び込んできたサザン。当初はTシャツとGパン、ボサボサの髪で、「何だ、きたねえな、こいつら?」と感じたもの。「渚の勝手にシンドバッド」(←よく間違える)でビックリしたが、その後、曲が書けなくてノイローゼとか。『歌のベストテン』になかなか出て来れなかったので、大したことないかと思っていたら、ある日の「オールナイトニッポン」で、桑田が口でドラムのリズムをアドリブで取り出した。これが凄かった。「こいつ、天才かも」と思ったところ、ブレーク。レイチャールズもカバーした「いとしのエリー」(わがカラオケの定番で、中学同級会では、私に気があった恵理子と一緒に歌うのだ)など、次々にヒット。

彼の曲はいわゆる流行歌ではなく、時代の変遷を感じさせないし、外国でも通じる、きわめてスタンダードなナンバー。何でもカラオケのリクエストも今回の休業宣言で大きく変わったらしい。桑田も「30年やったからもういいんじゃない。息子のバンドに茶々入れてしばらくは遊ぶ」と言っているようだが、もう一皮向けてほしい気もするのだが・・・。彼はやはり日本人離れした天才だ。

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