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温泉三昧

19日は諏訪湖温泉の「しんゆ」泊。ここは蓼科にもあるが、そこも含めて、すでにリピーター。品があり、料理が美味い。もちろん諏訪湖を眺めながらの温泉もグッドだ。酒も今回は本金酒造の辛口太一。これがさっぱりとした味で懐石料理を損なわず、実にぴったりと。それにしても客がかなり入っている。

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外から見て思うに、諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村からなる諏訪地域(人口20数万)は「諏訪湖市」として合併し、かつては「東洋のスイス」と言われたものの昨今廃れつつある精密機械産業から観光産業へと脱皮する必要があると思うのだ*1。実際、八ケ岳などの山、霧ヶ峰高原、車山スキー場、競艇場完備の諏訪湖、温泉、神社仏閣、御柱祭りなどなど(あ、万治の石仏も・・・)、観光資源はきわめて豊かゆえ、あとは住民の心の問題。が、なにしろみんなが「シャッチョさん」になりたがるこの地域の気質故、とてもひとつになることはできないようだ。

現実的に言えば、要するに貧富の格差問題を抱えるEUと同じで、富んだ行政区が貧しい行政区の面倒などみたくないのが実情。前にもちょっと書いたが、長野県はニッポンの象徴、そのまた象徴が諏訪地域と言えるのだ。つまりここを観察しているとニッポンの将来が見える。で、それは・・・・以下略。

*1:しかし、今でも地場工場の腕はすごいものがあり、人工心臓の制作や、NASAなどからの特殊な注文が入る。ある意味、大田区の町工場などと同じ状況に置かれている。

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