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人生いろいろ・・・シアワセって何?

昨日は遅くまで義兄と義姉夫妻との夕食会を催した。というか、招かれた。義兄は開業医。義姉は都内某所の地主のもとに嫁ぎ、あの人形作家与勇気氏のお世話をしていることは前に書いた。要するに両者ともカネはかなりあるわけ。義兄はこのほどJR某駅前の開発による地上32階の高層ビルのマンションを二つほど購入。義姉の旦那も病を負い、実家では周囲の目もあってオチオチ静養もできないと言うことで、自身もマンション経営をしていたが、もう体力的に無理、今回売却して、2億近くのキャッシュを得た。で、こちらも同じビルにマンションを買ったのだ。広さはそれほどでないが、なにしろ眺望が抜群。J系の人気歌手S.K.も秘密の住処をここに得ている。エレベーターなどで遭遇するようだ。

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というわけで、いろいろホンネの話を聞けたと言う次第。不動産の売却に当たってはやはりその筋の人々が立ち替わり現れるようで、この1年、義姉は絶えず人影に怯えて過ごしたようだ。よく資産家が殺される事件があるが、まさにあれを地で行く形。最終的に義兄の顧問弁護士(ホリエモンを弁護したT弁護士)に相談、ようやくその恐怖から解放されたとのこと。彼女夫妻は会員制のバーもかつてやっており、けっこう芸能人やらその筋の人々も出入りしていたらしい。よくゴルフ・コンペをやったようだ。芸能人はやはりその筋との関係が深く、いろいろ実名を挙げてのエピソードを伺ったが、ここではとても語れない。が、ちょっと語る

その筋の人間は格が上であるほど、表向きはきわめて腰が低く、かつ紳士なのだとか。しかし、何か普通とは違うオーラを醸しているとのこと。例えば、その筋の某氏は都内の有名なH団地の理事長だったとき、管理費を使い込んで逮捕されたが、それまではリッパな実業家としか見えなかったとのこと。が、何かが違ったと。義姉夫妻もバブル時には、駐車場の経営で一日に50万の売り上げがあり、それはすべて小遣いになったとか(要するに帳簿に乗せる必要がなかったわけ)。が、そのカネがどこへ消えたかは分からないとも。旦那も若い頃はけっこうイケメンで、地元の顔としてブイブイ言わせていたようだ。しかしどうも、姉夫婦を見ていると、カネや物を所有することは、実はそれらに所有されてしまう、否、支配・束縛されてしまうと分かる。

わが弟も『ウォーリーを探せ』が当たって5-6億程度の印税を得たようだが、あまり残ってはいないようだ。カネって実に不思議なものだ。

義兄のクリニックもかなり流行っているが、裏話を聞くと、これが実に大変なもの。元々はあまりカネにこだわりがない人で、モンブランやエベレストなどの山登りが趣味。しかし患者が、ようするに別世界の人々なので、彼らをどう取り扱うか。とにかく常識を語ってはダメで、下手に常識的なことを言うとキレるのだ。その場合はひたすら平身低頭、土下座までするそうだ。よって実家は大した建物ではないし、ベンツやBMWなどを乗り回すと殺されるとのことで、見栄えのしない国産車。要するに嫉妬と妬みがすごいのだ。先にも医師が刺殺されたが、彼も時に待ち伏せされたりもするとか。また生活保護受給者は医療費がタダなので、彼らは堂々と薬を無心にくるのだ。人がいい彼は神経科と内科なのに、産婦人科・皮膚科・泌尿器科などの薬も用意している。下手に断ると後がいろいろヤバいのだ。うん?これってニッポンキリスト教と同じではないか。前にも書いたが嫉妬と妬みに満ちたこのギョウカイは精神科病棟と大差ないのだ。

臨床をしているわが友人たちも、この年代になると患者なんか診たくないとたいてい言っている。患者はわがままで勝手なことばかり主張して云々。私との2ショットを紹介した彼女は今や院長として病院経営に専念。年間2千件の出産があるようだ。その代りストレス発散に200-300万の宝石だの毛皮だのを買いまくるのだとか・・・。

と言うことで、芸能人のS.K.と同じく、両家ともこのマンションを秘密の心安らぐ場所としている。マモンの誘惑と力はかくのごとし。持つ者は幸いだ、富んだ者は幸いだ、が世の価値観。持たざる者は幸いだ、貧しい者は幸いだ、が神の国の価値観。言えることは、得よう・守ろうとすることは罠、さっと手放すこと。ギアはいつもニュートラル、エンジンもアイドリングモードにしておくこと。所有することは所有されることなのだ。何度も書いているが、私も31歳で5,200万の借金を負い、追われるように2,000万近く稼いだ時には怖くなった。こんなことやっているとヤバイと心底思った。一番楽なのは一千万を少し超える程度。人にはそれぞれの与えられたサイズがある。YAZAWAも言っている、それぞれのサイズの何かを見つけて欲しいと。ちょうどよい自分サイズに生きること。これが安楽かつ心穏やかなハッピー人生のコツ。

まことに人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろだ。先に電気屋さんの貴族生活を紹介したが、あらためて幸せって何?と思った次第。彼らに電気屋さんの手造りのお宅の写真を見せてその暮らしぶりを説明したら、うらやましがっていた。繰り返すが、この問いかけは実にポイントを突いているのだ-

アー・ユー・ハッピー?

■参考:Salt氏×電気屋さん×Dr.Lukeの対談-アー・ユー・ハッピー?

追記:先に最先端テクが何故に萌え系になるのかについて、Mr.CATにレクチャーを依頼したところ、出てきました。いや、すごい世界があるものだ。ちなみにかつて彼にオフで伺った際には、いわゆる実物大フィギュアを何体も用意して家族ごっこをするヲタ族もいるようだ。一歩誤まると昔の「南極X号」的世界になってしまいそうだ・・・。で、こちらは逆に人間がフィギュア化する世界。これらも、しかし、ある種の、いわゆるひとつのシアワセの追及の様式かもしれない、と思う。(クリックは自己責任でヨロシク!)

Comment

shige

3者の言いたい放談聞きました。日本にもこんなに自由なおじさんクリスチャンがおられるのですね。私はアメリカでクリスチャンになり、ずっとこちらなので日本の教会事情は良く分からないのですが、ルークさんのお話から察するにアメリカの日本語教会もほぼりっぱに(?)ニッポンキリスト教やってます。日本人クリスチャンとの付き合いは疲れます。ところで、言い遅れましたが私はルークさんのテキストに随分助けられました。特に霊と魂の切り分け、内住の罪、肉と古き人、油塗り(IN)と油注ぎ(ON)などはそれまで言葉にするのが難しかった内的経験を見事に描写されてるので、これを見つけた時は歓喜しました。パウロにしか解き明かせなかった恵みの福音に通じるものを感じたと言えば褒めすぎでしょうか。でもこんなメッセージはクリスチャンになって25年ですが聞いたことなかったです。で、私も去年日本語教会をエクソダスして I'm so Happy!です。

Luke

どうもです。まあ、はぐれ者ですね、われわれは^^
何か、お役にたてれば幸いですし、こうしたことを共有できる交わりは実に貴重かつ感謝です。
テキサスも一度行ってみたいかもです、ヨロシク!

  • 2013/09/02 12:22
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shige

ぜひ一度お越しください。テキーラにTex-Mex(テキサス風メキシカン)もなかなかいけますよ.
よ、ろ、し、く!

  • 2013/09/02 23:57
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Luke

テキーラとメキシカンって、なんかワイルドですね。機会を祈ります。
ヨロシク!

  • 2013/09/03 18:27
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坂井能大

あ、やっぱり2ちゃんのネタではなく本当の弟さんだったのですね(笑)

Luke

唐沢寿明がいとこ、はネタですが、これが大学ではマジウケしておりまして・・・。サインをもらってくれとか・・・汗。

  • 2013/09/05 22:14
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