Entry

トップ > 社会 > 泳ぐのは僕だ!

泳ぐのは僕だ!

ファイル 388-1.jpgと、北島はTシャツに3ヶ国語のロゴを入れた。件の水着問題。日本新が5つも出てしまうわけで、水着はやはりかなりの効果があるようだ(→記事)。不肖、この私もジョッギングの時はやはりNikeのシューズが走り易いことは明白。But、プールではあまり違いが分からない。

最近のネスカフェのCM遠藤周作唐沢寿明が一緒に出るヴァージョンがある。なんだか懐かしい雰囲気だが、そのキャッチコピーが「違いが分かる男の・・・」だ。何事によらず、些細な違いが分かるようになることは練達と成長の大きな兆候。あの40歳投手工藤は、腕の筋肉繊維の一本一本の状態を気にしているとか。

霊的な事柄も同じ。「違いの分かる」状態に常に自分をキープすることは自己責任。アメリカ発の"油注ぎの器"や煌びやかな先生たちの"教え"を何でもかんでもありがたがるニッポンキリスト教。そろそろ目を覚ませと言いたいが、そもそも「違いの分からない」人々、感受性の欠如した者たちにそれを要求することも土台無理なのだ。要するに感受性の欠如は致命的。よって、何でもアリの惨状。

自分の身体でもメンテをきちんとしていると、僅かな"違い"が分かるようになる。神の創造された人体は、そのような僅かな異常に対するシグナルを送ってくれている。多くの人々は目の前の事柄にかまけて、それに気がつかないか、知りつつ無視する。かくして病状が進行してしまうわけ。いわんや、キリストの体をや、である。

それにしてもこの水着問題にはオチがある。あの"フジヤマのトビウオ"こと古橋廣之進氏が「昔はふんどしいっちょで泳いだもんだ。水着、水着と騒ぎ過ぎ。そんなに違いがあるものか?」・・・。まあ、この人の場合は、弓の達人が弓を忘れるように(→中島敦『名人伝』)、すでに達観の境地に達しているのでありましょう^^

追記:北島、新水着(LZR)着用で世界新達成、これまでの記録を1秒近く短縮とか(→記事)。うーん、泳いだのは確かに「僕」でしたが、記録を出したのは「誰」だったのでありましょうか?[12:47/June.9記]

Comment

ミヨ

このTシャツを着て、件の水着を着用せずに泳いだら格好良かったと思います。結局着てるのね。みたいな…。

  • 2008/06/08 19:15
  • Edit
Access: /Yesterday: /Today: