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致虚極-老子

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虚を致すこと極まり、静を守ること篤く、
万物並び作れども、吾れ以て復るを観る。
夫れ物は芸芸たるも、各おの其の根に帰る。
根に帰るを静と曰い、是れを命に復ると謂う。
命に復るを常と曰い、常を知るを明と曰う。
常を知らざれば、妄作して凶なり。
常を知れば容る。容るれば乃ち公なり。
公成れば乃ち王たり、王なれば乃ち天なり。
天なれば乃ち道なり、道なれば乃ち久し。
身を没するまで殆うからず。

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