Dr.LUKE'S iDLE UTTERANCE

15日夜、Motion Blue YOKOHAMAにてアンナケイのライヴ。彼女についてはここでも紹介した。iPodももちろんイイが、やはりライヴの感動は違う。目覚めてしまったカンジ。

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アキバでは73年からのホコ天が中止とか。サバイバルナイフなども禁止の方向らしい。セキュリティとフリーダムはトレードオフの関係にある。911以降、アメリカでも「愛国者法」が成立し、国家の安全のために個人の人権が制限されるようになった。こうして管理が強化されて行く。日本でも「共謀罪」や「盗聴法」が云々されているが、この流れは世界的なものだから、いずれニッポンもイギリス並みの監視社会となろう。ジョージ・オーウェルの「動物農場」あるいは「1984」で予言的に描かれたディストピア到来の寒い予感がする・・・。

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ちょっとオドロキました・・・[19：11記]

例によって500名の受講生を相手に萌え燃えつつ、今回のアキバ事件を解説し、自己防衛機制について講義し終わって教室を出ると、男女の学生が私の足を止めた。話を聞くと東北の出身で、東京に来て人間関係が希薄で、薄っぺらく感じられて違和感を覚えているらしい。「人間存在は不条理」と言う私の言葉に同感したとか。この二人は小学校以来の友だちで、男子学生はけっこうモノを深く突き詰めて考えるタイプのようだ。

で、彼が突如、「先生は神を信じていますか？」と。ちょっとビックリしたが、「うん、もちろん、僕はクリスチャンだよ」と答えると、彼いわく、「ボク、教会に行って神父さまと話して来たんですが、イエス・キリストは神に見捨てられて、十字架で死んでしまったでしょう。どうしてそんな人が他人を救えるのですか。神父さまも十字架は失敗だったと言ってましたし・・・」。小生「えっ！？十字架は失敗？」。どこぞで聞いた話ですよ、そう、統一教会とか、昨今のクリスチャン・トゥデイとかで・・・。しかしだ、神父さまと言う以上はカトリックだよな・・・。それも名前を聞いたら有名な処ではないか！

なるほど、ニッポンキリスト教の危うさと言うか悲惨さ、こんなところでも分かるわけだ。彼らが真に御言葉を知り、イエスをパーソナルに知ることができるように祈る次第。

お前は小さな力しかないのに、私の言葉を守り、私の名前を否認しなかったからである[岩波訳]