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時代は巡る-よみがえるヴァン・ダム-

朝一の講義を終えて、いつもどおりマッタリ。ようやく風邪も抜けてきた。喉の痛みが消えず、ややしつこかった。ちょっとエキササイズから遠ざかり、身体がなまる。と思っていたら、ちょうどshigeさんが紹介してくださったこのクリップ。ヴァン・ダム、実にビューティフォ!おかげでトレーニングへのモチベーションが喚起された。

90年代に一世を風靡したマッチョ系アクションスター、Jean=Claude Van Dammeのパフォーマンス。彼はヨーロピアン、空手選手権優勝者かつバレー・ダンサーでもあったことから身のこなしがきわめて華麗。筋肉も実に美しい。この点、シュワルツネッガーやスタローンとはテイストを異にする。彼らは美しくない。かくしてヴァン・ダムはわがフェイヴァリットなアクターなのだ。

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あの頃はバブル崩壊後、ニッポンはどんどんと沈む時期だったが、極私的にはかなり人生を楽しんだ時期だ。とにかくよく遊んだ。遊興費は年に200万以上。加えて英国に行くときには一回で100万。それも低金利政策のおかげでローンの金利負担がものすごく楽になったからだ。前にも書いたが、90年代前半は月に28万(すべて金利分!)返済して、なお期末に未払い金利が80万も積もった時期があったほど。今から振り返るとほぼ狂気に近い状況だ。その上、サンディエゴに投資用オフィスビル(区分所有権)を購入して、コレのローンが月12万ほど。家賃と税金の控除でプラマイ・ゼロがこのシステムの売りだったが、税制の改革でうま味がなくなった。要するに当時は月に40万近くのローンを返済していたわけ。されどバブル。一度ハマルとその味は忘れられない。

あの時代の象徴的存在だったヴァン・ダム。いったんは自虐的作品も作ってしまったのだ、うれしいことに彼が再び帰ってくるようだ。そう、時代は巡る。若い子達のファッションもバブル時代の再来と言われているが、映画のキーワードも「筋肉」だ。

私のバディも年齢に比するとハリもツヤもかなり若い。自覚的には30台とあまり変わっていないのだが、風邪の治りがやや遅いとかで、ちょっと現実も突きつけられる*1。が、まだまだこれから。かくしてこれらから年末までいろいろと(遊びの)スケジュールがタイトだ*2 まあ、人生の義務というか、お勤めからはほぼ解放されつつあるので、あとはエクストラとして楽しませてもらう予定だ。経済も実質経済だけでは、泡のないビールと同じで美味くない。要するに泡がおいしいのだ。人生も同じ。食うためだけのおシゴトで追われるのは実に寂しい。また謹厳実直、キヨク・タダシク・マズシクのキリスト教的価値観で縛られるとニッポンキリスト教の牧師たちのごとく金太郎飴状態で枯れる。だからつまらん勢力争いや教勢争いに陥る。自分が楽しんでいない者たちは他者を貶め、他者の不幸を喜ぶのだ。いわゆる他人の不幸は蜜の味。これが現在のニッポンキリスト教に蔓延る霊である。何度も語っているが、今後キリスト教はその宗教性を強めてバビロン化の道をたどる。エクソダスを訴える時期も過ぎた。あとはそれぞれでご勝手にどうぞのモードに入っている。

街の雰囲気もなんとなく年末のあの感じを醸すようになっている。講義も折り返し点を過ぎて、いよいよ冬眠の時期も近い。極私的にはこの11月下旬から12月が一番解放感をエンジョイできる時期なのだ。かくしていつものYAZAWAのことばが・・・

アー・ユー・ハッピー?

*1:当時は常磐道は150キロ当たり前、カネの使い方も荒かったわけだ。今や80キロのエコノミードライブ、カネの使い方もおとなしくなったものだ。
*2:遊びがタイトなどというと怒られそうだが・・・。

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