Entry

トップ > 漢詩 > ?日-陶淵明

?日-陶淵明

肌を刺すような空気、このピリピリ感がたまらない。さて本日は大雪。昨日アレが成立。かくして"12.06"*1はニッポンの曲がり角となった日だ。三島的には野蛮が横行する時代なのだ。

さて極私的には塵外において陶淵明の世界に入りたい。この?(さ)とは周の時代に1年の収穫を神に感謝する日。また秦の時代は?(ろう)とも称した。そこで12月を?月あるいは?月という。12月はいろいろなイベントがあるが、要するに酒が飲める月だ。酒はやはりいい。漢詩のテーマでも酒は群を抜いている。陶淵明いわく-

ファイル 4015-1.jpg

 風雪 余運を送るも
 時の已に和するを妨ぐること無し
 梅柳 門を夾みて植え
 一條 佳花有り
 我唱えば爾が言得たり
 酒中 適するもの何ぞ多き
 未だ多少を明らかにすること能わざるも
 章山に奇歌有り

生を愛でる-大石内蔵助は何を想って山科に篭もり、橦木町で遊んでいたのだろうか。

*1:合計:18=6+6+6と解する向きもあるようだが・・・。

Access: /Yesterday: /Today: