Entry

トップ > 社会 > 猪瀬氏の危険な兆候

猪瀬氏の危険な兆候

ブーメラン現象の典型例となるだろう、猪瀬氏。自分が裁いた秤で測り返される(Matt 7:1-2)。憐れみを示さなかった者は憐れみを受けることなく裁かれる(James 2:13)。これは霊的な法則。猪瀬氏もかつて道路公団問題などにおいて正義を振りかざした分、すべてが自分にはね返っている。が、しかし、今回は危険な兆候がすでに出ている。つまり生命に対する脅威。この記事の警鐘はまともにとらえる必要がある。

あの、おそらくは急ごしらえの「借用書」を出したのが致命傷だ。突っ張れば良かったのだ、関東蜷川組の蜷川組長的に「信義則でやってるのだ!」と。彼はすでに社会的にも、自分の心の中でもノー・ウェイ・アウト。自ら逃げ道を塞いでしまった。妻を亡くし、ある意味、心はまったく寄る辺のない状態。最悪、自殺のリスクもある。しかし、あの栄光の絶頂から一挙に転落。まことに、転(うた)た覚ゆ、此の生の浮(ふ)たるを、だ。

Access: /Yesterday: /Today: