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Dr.Lukeの一言映画評

今朝も切り裂かれる感覚だ。しかし、これがカイカン。で、昨日観たこの作品『大脱走』、"M:I:"的で知的にも楽しめた。

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世界中の重犯罪者たちから恐れられ、“墓場”と異名を取るそのタンカーは、一度入れば二度と出ることが出来ない巨大な監獄。この船にある男が投獄されてきた。男の名はブレスリン。世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロだ。何者かの手によって拉致され、犯罪者の汚名を着せられたブレスリンは、自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため、自ら設計に関わった絶対攻略不可能なこの監獄の脱出計画を練り始める。しかしその前に立ちはだかったのは、凶暴な手下たちを率いる囚人たちのボス、ロットマイヤーだった。

面白いのはスタローンが聖書を持って牢に入ったり、彼のオフィスが十字架だらけだったり、要塞的監獄の中心の名が「バビロン」だったりと、彼は『ロッキー』の時もそうだったが信仰を持っているのではないだろうか。さらに『デイ・ライト』では海底トンネルに閉じ込められたとき、かろうじて脱出口を十字架の根元に発見して助かったのだが、これなどはこの御言葉を連想する-

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。-1Cor 10:13

それにしても往年のマッチョ俳優たちも、ステロイドでボディをでかくしてしまった分*1、自分でも持て余している感じだ。裸はさすがに見せられないようだしこの所、郷ひろみをはじめ、先に紹介した「究極のスプリット」のバン・ダムなど還暦近くの同輩がガムバッテいるが、極私的には大いに応援したいところ。YAZAWAが言うとおり、年齢を重ねても、むしろ熟男としてのそれなりのオーラを醸していたいと思っているのだ。

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ちなみにこれまでわが愛読マガジンは「LEON」なのだが、最近ちょっと浮気をしている。そう、「Safari」、この路線もイイかなと。

*1:スタローンはその副作用で腕の血行不順を起こし、切断の危機にも陥ったのだ。

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スタローンは

Wikipediaによれば、彼はカトリック教徒のようだ。
根本主義の番組に出た時の発言とか。↓(英語のため意味不明^^;)
http://www.lifesitenews.com/news/archive//ldn/2007/jan/07011201

  • 2014/01/12 11:00
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