中東の覇権はイランに
すでにTwitterではRTしているが、アメリカが実質的に中東の覇権を放棄し、イランの要求に屈したとロウハニ大統領*1が高らかに勝利宣言をしている。さらにウラン濃縮の作業、遠心分離機設備の拡充も認めたとしている。かくしてイランが中東の覇権を握ることになるとの観測が強まっている。
Iran is set to become the “alpha dog” - the dominant power ? in the Middle East, according to a Fox News analyst.
NICOSIA ? Iran has asserted that the West accepted the use of Teheran’s latest gas centrifuge for the nation’s nuclear program.
要するにアメリカはオバマの曖昧な腰抜け政策で弱体化、代わってロシアが世界の派遣を、そしてイランが中東の派遣を握る状況になってきているわけ。まことに
人の子よ、マゴグの地のゴグ、すなわちメシェクとトバルの総首長に対して顔を向け、彼に預言して、言いなさい。主なる神はこう言われる。メシェクとトバルの総首長ゴグよ、わたしはお前に立ち向かう。
わたしはお前を立ち帰らせ、お前の顎に鉤をかけて、お前とその全軍、馬と騎兵を連れ出す。彼らは皆完全に武装した大集団で、大盾と小盾を持ち、皆剣を持っている。
ペルシア、クシュ、プトが彼らと共におり、皆、盾を持ち、兜をかぶっている。-Eze 38:2-5
とあるとおり。この状況に向かって舞台のセットアップが着々と整えられている。彼らのターゲットはもちろんイスラエル。エルサレムの第三神殿の再建の動きも着々と進行しているが、われわれはこれらの預言の成就を目撃する世代なのかも知れないと、最近マジで感じているところだ*2。
*1：彼は西側が理想とするイラン大統領を演じて、西側に実にうまく取り入りつつ、一方でハメネイ師に忠実に従いつつ、イランの力を増強している。彼は羊の皮をかぶった狼であるとJoel Rosenburgが指摘したとおりのプロファイルだ。
*2：じゃあ、今まではどうだったのか、と問われると、正直言って、書物の中の出来事あるいは預言の解釈のひとつのストーリーとして追っていただけかもしれない。現実感が伴わなかったのだ。