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荒野に宴をもうけ

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ウォッチマン・ニーの黙想


 主よ、わたしはあなたの救いを待ち望む。-創世記49:18

創世記49章はヤコブを預言者として啓示しています。神の心を真に理解することにより、驚くべき未来の透視をなし得たのです。しかしこの節は、ちょうど真ん中に配置されていますが、預言ではありません。これはヤコブ自身の嘆きの言葉です。これらの託宣の中には喜びと善きことと共に、悲しみと罪の暗い予兆が見られるのです。ヤコブは道端の蛇としてのダンの暗い絵を描いた直後でした。そして、ここでは自分自身を明きらかにしました。目を天に向け、預言者としての自分自身を顕わにしました。説教することは容易なことです。しかし人が説教をしている間に、神が真に彼を得ているか否かは容易に分かるのです。かつてのヤコブであれば、ダンをいかに対処すべきかを考え始めたことでしょう。彼は常に人々を出し抜くことができました。しかし今は違うのです。今では神を知っていたのです。「主よ、わたしはあなたの救いを待ち望む」と。

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