Dr.LUKE'S iDLE UTTERANCE

私たちは物理的世界に生きているため、目で見えること、耳で聞くことを"真実"と思い込む。しかし、しばしば真実は別の処にある。これは著書にも紹介したウォッチマン・ニーの証―

彼は若くして自らを主に捧げ、多くの魂を得た。例えば、クラスメート（いや学年だったか？）のために、一人ひとりの名をノートに書いて祈ったところ、1人を除いてすべて救われた。ある日、彼が導いた兄弟姉妹の間でひとつの噂が立った。「ニー兄弟が女と同居している・・・」と。皆がいきり立ってニーに詰め寄った、「ニー兄弟、あなたは女と同居していると聞いたが、本当か！？」。・・・「そのとおり」とニーは静かに答えた。皆、ただちにニーを交わりから除名した。

・・・そして数年が過ぎた。事の真実が明らかになったのだ。その"女"とは、ニーの母親だった。再び、皆がニーの元に駆け寄って詰問した、「なぜあなたは本当のことを言わなかったのか！」。ニーは兄弟姉妹を見つめて静かに答えた、「あなたがたは『誰と同居しているのか』ではなく、『女と同居しているのか』と尋ねたのだ。だから『そうだ』と答えた」と。・・・人々は皆、泣き崩れた。

ここまで徹底し得るのは、主イエスやパウロをおいても、ウォッチマン・ニーならではである。

あなたがたの言葉は「しかり」か「否」であるべきだ。それ以外の言葉は悪魔から出る。