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笹井氏の会見

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ちょうど講義の合間にほとんど見ることができた。笹井市はやはり一流の学者。淡々と研究上の各論点について説明していた。印象として自己保身や小保方氏に対する特別の思い入れは感じなかった。小生が一番知りたかったのは、小保方氏が若山氏に渡した疑惑の細胞の正体だ。今のところ遺伝子解析などからES細胞を混ぜたとする説が有力だが、笹井氏によるとそれでは説明できない現象が起きていると。どうも先の「女の涙」では説明しきれないかもしれない*1。笹井氏のようなスマートな頭脳の人がなぜミスに気がつかなったのか、今回の質疑でも記者の悪意ある質問に対しても淡々としていた分、かえって謎が深くなってしまった。結局第三者による検証を待つしかないのだが、それにしても今回の事件は何とも解せないことだらけだ。今回の会見について若山氏のコメントがぜひ聞きたいところだ。

追記:週間文春によると、若山氏は全ての責任を負わされそうになり、メンタルが相当に参っているようだ。オボちゃんは見事に役を演じたが、松本清張が生きていれば、『新・黒革の手帳-理研の女-』が書けるだろう。彼女と関わった男たちはみな堕ちていく・・・。

*1:が、やはり女の涙が入ると事態はややこしくなることは確かだ

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