太陽がいっぱい
- 2014/07/13 09:12
- Category: 日記
- Tag: 日常 映画
本日はやや曇り、湿度が高いが気持ちのイイ走りができた。毎年、バルモニーで燦々と降り注ぐ太陽光線を浴びてるとこの映画のシーンが浮かび、無性に観たくなる。地中海の眩さとトムの内面の闇のコントラストが強烈で、自分の内なる罪の感覚を呼び覚まされ、トムに完全に同一視して、共に逃亡するのだ。エリノ・クリサが演じる敏腕刑事の目が怖い。ラストシーンでデッキチェアに横たわるトムを呼ぶ売店のおばちゃんの声が虚しく響く・・・。アラン・ドロン、実にいい年の重ね方をしている・・・。
対する邦画では、コレ。青春の光と闇を描く点では『太陽がいっぱい』と同じモチーフ。71年の作品。石川セリの虚無感を帯びた歌声が実にハマる。海には物語がある、海はイイ・・・・。