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ガザに対する預言

現地時間5日午前8時(日本時間5日午後2時)から72時間の停戦に入ったイスラエルとハマス。しかし、これは継続しない。御言葉にはこのように預言されている:

だが、ガザは捨てられ、アシュケロンは荒れ果てる。アシュドデは真昼に追い払われ、エクロンは根こぎにされる。
ああ。海辺に住む者たち。ケレテ人の国。主のことばはおまえたちに向けられている。ペリシテ人の国カナン。わたしはおまえを消し去って、住む者がいないようにする。
海辺よ。おまえは牧場となり、牧者たちの牧草地となり、羊の囲い場となる。
海辺はユダの家の残りの者の所有となる。彼らは海辺で羊を飼い、日が暮れると、アシュケロンの家々で横になる。彼らの神、主が、彼らを訪れ、彼らの捕われ人を帰すからだ。-Zeph 2:4-7

現イスラエル国家がユダヤ教右派によって認知されていないことは知っている。つまり、彼らすると、現イスラエル国家はあくまでもこの世の国家であり、メシアによるものではないのだ。またいわゆるロスチャイルド家などによるシオニズムに基づく国家として、しばしばユダヤ陰謀論と結び付けられて非難を浴びている。極私的にはこのような自己矛盾的な引き裂かれた国家であると認識しつつ、なおも神の主権が働いていると考えている。つまりアシュケナージがハザール帝国の末裔(いわゆる偽ユダヤ人)であるとしても*1、あの国にはアブラハムの子孫が必ず存在するのだ*2。ゆえに、あくまでも極私的には彼らのために祈るのだ。同時にパレスティナ側*3の人々のためにも祈る。なぜならキリストの十字架と流された血はすべての人のためであったから(1Cor 5:15)。かくして神の御心は

こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリストのもとに一つにまとめられます。-Eph 1:10

今の惨状にもっとも傷ついているのは神ご自身なのだ。*4

なお、日本人とユダヤ人の関係については私の論考を参照されたい:

*1:今日、アブラハムの血統的子孫とされるスファラディと明確な線引きは不可能である
*2:もちろん、現代では純系のアブラハムの子孫などはあり得ないだろう。イエスの血統にすら異邦人の血が混じっていたのだ。
*3:これも純系はあり得ないだろうが、アブラハムとハガルのイシマエルの子孫である。
*4:ニッポンの愚かなマスメディアに多いイスラエルをテロ国家とするいわゆるリベラル左傾による「正義」などは浅薄なヒューマニズムによる偽善である。

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