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Dr.Lukeの一言映画評と本日の二枚

ファイル 442-1.jpg朝はジョッギング。この時期、緑が実に美しい。午前中はプールはやめて(これから土曜日に限らず泳げるから)、筋トレと、バルコニーにデッキチェアを出して、夏の日差しを浴びる。iPodのDiana Krallが実にまったりとして・・・。タップリ汗をかくと、これが実に気持ちのよい疲れと脱力感を生む。

午後はチネチッタの銀座羅豚(らぶ)でしゃぶしゃぶ。いつものモーパラはお手軽で食べ放題。こちらは銀座の店だけあって、値段は倍。しかしこれが実に美味い。上品な味で、湯にねぎをたっぷり入れて、豚肉をその上でさっと湯に通す。ねぎをまいて、タレは何とそばつゆ。これが何とも絶妙。肉は甘く、ほとんどタレが薄まらない。ダシがたっぷり取れた湯でこのタレを薄めると、上品なお吸い物となる。堪能、堪能。

ファイル 442-3.jpg映画は『近距離恋愛』。コメディタッチの大人の恋愛物語。もてるがややドジなトムは、お互いにあまりにも身近だったため、そして自分の心の真実と直面する事をおそれていたゆえに、10年間友だちだったハンナはスコットランドの貴族と結婚することに(2002年に訪れたスコットランドの風景が懐かしい)。トムは徐々に自分の心に気がつき始める。しかし相手は貴族で、あらゆる点でパーフェクト。何とかハンナを取り戻そうとするも、焦るほどにドジばかりで、ついに時はすでに遅し・・・。しかし・・・?

う~ん、これはかつての『池中玄太80キロ』のアメリカ版だ。不恰好な玄太も、あまりにも身近にいたアッコをかっこいいテニス・コーチの根本さんに取られそうになる。彼は自分の心をごまかしごまかし、アッコと根本さんを祝福するが、しかしひとり自分の暗い部屋で嗚咽する(この場面は自分を見てるようだった)。そして最後の最後に、自分の心を真っ直ぐにぶつけ、彼女を取り戻すのだ。これが放映された時期、私は24歳、同時進行で彼女との破局を迎えていた。私は玄太にはなれず、ついに最後まで自分の心を偽ったままだった。その刈り取りは実にきつかった。自分の本当の心を知るには、私も若く、彼女もあまりにも身近過ぎた・・・。

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ファイル 442-2.jpg本日の二枚。一枚は郷ひろみの"HIROMI GO-BEST COLLECTION-"。はあ、とお思いでしょうが、実はカラオケ用に「哀愁のカサブランカ」を歌いたいわけでして(これは名曲ですよ)。夏休み、学生たちと。

もう一枚はJyongriの"Love Forever"。88年生まれの現役早大生。おどろき。実にパワーとツヤのあるヴォイス。こんな子たちが活躍する時代になっているのだ・・・。

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