Entry

トップ > 漢詩 > 月下獨酌-李白

月下獨酌-李白

8日は白露、しかも今晩から明け方にかけてスーパームーンだ。この次は20年後らしい。が、天気はあいにくの模様。孤独な李白にあやかって(本当は春の詩だが・・・)、月の光の下で飲みたかったのだが・・・。

ファイル 4450-1.jpg

月下に独り酌す 李白
花間一壷の酒、
独り酌んで相親しむもの無し。
杯を挙げて名月を迎え、
影に対して三人と成る。
月既に飲を解せず、
影徒らに我が身に随う。
暫く月と影とを伴い、
行楽須らく春に及ぶべし。
我歌えば月徘徊し、
我舞えば影零乱す。
醒むる時ともに交歓し、
酔うて後は各々分散す。
永く無情の遊を結び、
相期す遥かなる雲漢に。

Access: /Yesterday: /Today:
{literal} {/literal}