昨晩のLIVE
- 2014/09/20 08:52
- Category: 音楽
- Tag: Jazz Live PHOTO ルイ・アームストロング
いつもとはちょっと違う場所で、二子玉の高島屋の企画。いわゆるニューオリンズ・ジャズあるいはデキシーランド・ジャズ。Jazzの原点。50年間、現地で活動する外山喜雄とデキシー・セインツ。日本ルイ・アームストロング協会の会長も務める。雰囲気はモロ昭和。要するに今回は同伴者がオジサンなのだ*1。というか、私が"連れ"にされたわけ。いや、しかし、MotionblueとかBillboardとは違った匂いを放つ空間で、ある意味、僕の知らない世界を垣間見た感覚。
1900年初頭にクレオール*2に始まるJazzの発祥の地ニューオリンズに50年前に渡り、サッチモ*3ことルイ・アームストロングの薫陶も受けたとのこと。ペットとサッチモそっくりとのヴォーカルがシブイ。特にペットは抑制された音で、オリオールの抑圧された精神性を伝えていた。これは音楽的テクではできない。やはり現地の空気を知っているからだろう。華やかさと共にある種の哀愁が漂うのだ。
うーん、新しい世界に触れたぞ!というか、これまでの私の好みがJazzの歴史からするとごくごく表層部だけだったのだ。なかなかリッチな金曜日の夜ではあった。
*1:じゃ、いつもは誰よ?とは聞かないこと!
*2:フランス人と黒人のあいの子。
*3:口が大きためガマ口(Satchel Mouth)と言われ、それが英国式発音で「サッチモ」になったそうだ。