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日々キリストのうちに

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ニール・アンダーソンによる黙想


 光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのです。エペソ5:9

 ある朝、私は早くに起きてデボーションをし、家族のために特別な朝食を作り出しました。寝ぼけ眼の息子カールが何事かとかキッチンに来た時、私はマフィンミックスをかき回し、鼻歌を歌いつつ気分も最高でした。彼はシリアルの箱と空のボールを手に取り、テーブルに向かいました。
 「へい、カール、ちょっと待って。今朝シリアルは食べないから。テーブルにみんなでいっしょに座って豪華なマフィンの朝食にするんだよ」。
 「ぼくはマフィンは嫌いだよ、パパ」と彼はごねて、シリアルの箱を開け始めました。
 「ちょっと待って、カール」と言い張りながら、私は困惑しました。「今朝はみんなでいっしょにマフィンを食べるんだよ」。
 「だって、ぼくはマフィンは好きじゃないんだ、パパ」と彼は繰り返しました。
 私はキレました。「カール、みんなで一緒に座ってマフィンの豪華な朝食にするんだよ!」と私は大声で怒鳴りました。カールはシリアルの箱を閉じて、食器棚に投げ込み、自分の部屋にそそくさと戻っていきました。私の偉大なアイデアは突如挫折しました。その後で癇癪を起こしたことをカールに詫びるまで数分間かかりました。
 私のように、あなたもこのように自分の目的が阻害される経験を持っていることと思います。神や教会や家族あるいは友人のために自分の素晴らしいプランを携えたいたことでしょう。ところがあなたのプランは、自分ではコントロールできない日常生活の些細な事件によりひっくり返されてしまうのです。そのような場であなたは議決権を有していないのです。あなたの息子さんはあなたが願っている医者ではなく、ロックバンドのギタリストになると言い出すかもしれません。
 あなたが自分の人生を他人や環境に依存するプランの成功の上に置いているならば、人生は長きに渡る感情的ローラーコースターのようなものとなるでしょう。そのローラーコースターから降りる唯一の方法は、神の言葉の真理に従った信仰による歩みだけなのです。決して人々の協調や好ましい環境に依り頼んではなりません。神があなたに望まれている通りの配偶者、親、指導者、また働き人になることを心に決めてください。それはあなたを他にして、他の誰も妨害することはできないのです。

 天の父よ、あなたが願われる者となることを決意するために、人々や環境に支配されている領域を見せてください。

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