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名言、19歳の子の口から出たことば

私の講義の受講生にはいろいろな子がいて、現役モデルの子もいるし、舞台女優の卵やフィギュア・スケートに打ち込んでいる子もいる。彼は例の羽生君の友人でもあり、今回予選を通過して、来年1月の全日本に出ることになった。

さらに声優の卵の子もいて、本日は彼女と話が弾んだ。声優の世界は実に驚くべき世界だ。パクに合わせて台詞を入れるのだが、これだけでもすごいのに、その舞台裏では素人には想像もできない事態が展開しているのだ。詳細はまた後ほどだが、彼女にYAZAWA語録:「やるやつはやる、人間欲がないやつはだめ」を語ったら、かなり共感してくれた。そして彼女の口から出た台詞がまたグッときた。いわく:

上に上がる人は自分を見ているが、立ち止まりったり、落ちる人は他人を見ている、と。後者は絶えず他人を見て羨ましがったり、嫉妬したり、妬みから人を貶めたりもして、言い訳も多い。そんな人は自分と戦っていない。すべてを他人の責任にし、自分を甘やかす。上昇する人は他人と比べたりせず、絶えず自分の限界を破ること、自分に克つことにチャレンジしている・・・と。

うーん、これが19歳の女の子の口から出るのだ。モデルの子もそうだが、現場で戦っている人は年齢に関係なく、物事の本質を見抜いている。なんとなく時間を浪費している学生諸君も多いが、こんな子たちも確かにいるのだ。ニッポンもまだ捨てたものではない。人間、修羅場を潜ると物理的年齢に関係なく成長するものようだ。こんな世界観と価値観を共有したり、互いに交換し合えるのも教師生活の楽しみである。

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突然の投稿失礼します。なかなか考えさせられる記事でした。キリスト者は自分すら見る必要はありませんね。ただ神だけをに目を向ければ良いというのは幸いです。

  • 2014/10/21 08:31
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