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リバイバルって?

正直、この言葉にはアレルギーを感じてきた。リバイバル音頭を踊ることも、踊らされることも真っ平御免と思っていた。それはどこかにヤラセの臭いが漂っているからだ。日本民族総福音化決起集会とかは、かつて全学連などの活動を遠目で見ていた世代としては、ちょっと怖いのだ。そもそも何がリバイバルするわけ?

極私的にはメッセージでも何度も語っているが、神ご自身が御業をして下さらないならば、私は何もする気がないですから、と正直思っていた。人間の汗とか働きは臭うだけ。「かっみさまにィ~、すべての栄光をお返ししますゥ~」という臭さだ。神は私たちの栄光のために奥義なる素晴らしい嗣業を用意してくださったと書いてあるのだ(1Cor 2:7)。素直に受け取れば良いだけ。

かくしてやや斜めに構えつつ、六本木やJazz Liveなどの遊びにかまけてきた私ではあるが(これはこれで実に楽しい時間だった)、どうも神はすでにご自分の業をなされてしまったようだ。12月のあの経験をどう理解するか、御言葉を調べ、いろいろな証を渉猟してきたが、少しづつ納得できつつあるのだ。あの時に見たり聞いたりしたことは今でも鮮明に焼き付いている。その意味はまだ不明の部分も残されているのだが・・・。

リバイバル-私にとって最も愚かしくかつ避けて通りたかった事態*1。これは神の国の現出、主ご自身の現れだ。神の国はリアルかつタンジブルに地上にもたらされるのだ。手で触れることができるほどに。そしてすべては臨在の雲の中で、その栄光、重さにあって神ご自身がなさるのだ。

神の国はロゴスにではなく、デュナミスにある。-1Cor 4:20

*1:本来、リバイバルは神のなさること、厳粛なことなのだ。人間の業が入るとそれは単なる音頭になってしまう。本当のところこれを私は嫌ってきたのだ。

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