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国家の病理

「超・気持ちイイ!」-北島並みに朝のジョッギング。爽やかさが増し加わった。しかしこうして気ままに気持ちのイイことを追求できるニッポンのシステムは実にありがたい。最近、金氏は卒中で倒れたようだが、彼に操られ逮捕された美人スパイは哀れである。韓国の情報要員の暗殺を命じられながら、情が移ったため、実行できず、むしろ自分が北に殺されるのではと脅えて精神安定剤を服用。そして遂には逮捕。国家と個人の関わりの病理の犠牲者。

近代の憲法による統治国家は、国家から属人性を排するわけだが、北はまさに国家=個人。このような国家で生き延びるためには、自分の良心を押し殺し、その個人を奉り続けねばならない。何という悲劇。しかし、この悲劇がキリスト教と言われる世界でも起きている。クリスチャン・トゥデイしかり、ローカルチャーチしかり。彼らは必死に批判者を裁判に訴え、その口を封じようとしているが、その姿勢が彼らの本質を露わにしている。北も同じ。金氏に逆らう者はただちに粛清されるのだ。かくして北朝鮮の悲劇は次の記録を読まれれば類推して分かるはずだ。

CT記者井出北斗氏によるBlog(→http://nehemiaharchives.blogspot.com/

日本の"地方教会"の長老たちの発言の記録(→http://www.geocities.jp/the_local_church/part1/elderwords.html

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