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林住期

ファイル 529-1.jpg五木寛之氏の文庫版『林住期』が出たようだ。古代インドでは生涯を4つの時期に分けたとか。

    • 学生期(がくしょうき):0-25歳、よく学び、身体を鍛える
    • 家住期(かじゅうき) :25-50歳、仕事に励み、家庭を維持する
    • 林住期(りんじゅうき):50-75歳、仕事を離れ、真の生きがいを探す
    • 遊行期(ゆぎょうき) :75-100歳、自らの死に方について考える

なるほど、自分の来し方を振り返ると、ちょうど折り返し地点、まさにこれに当てはまっている。ここまで学生期と家住期を経てきたわけだ。自分で言うのも何だが、私は若い頃かなり学んで充電したし(その放電で今も食べているわけだが・・・)、何をおいても家庭を第一としてきたことも事実だ。子供たちもそろそろ独立し、家庭を持つ時期に入っているし、私自身の主観でもひとつの任務を終えつつある感覚がある。またすでに自分の死に方を考えているし、墓は10年前にすでに用意してある。

で、五木氏はこう語る:林住期においては

    • 犀の角の如くひとり歩め:人脈と付き合いを年々減らし、最後はひとりに→なるほど、人との関わりもエネルギーをとられるものだ。
    • 孤立こそ自由な時間:旅に出るもよし、学ぶもよし、退屈もよし→主の前で単独者として、主を楽しみたい。
    • 健康を維持する:うつと食事と呼吸法→私は欝とは関係ないし、食事もトレーニングも十分だ。

で、最後は

    • 新しい男女関係を創る:50になったら家庭は一度解体する。離婚の必要はない、と→さてさて、これは如何なものであろうか。アラウンド・フィフティならぬ、ビヨンド・フィフティでブレークしたDr.Lukeとしてはやや微妙な部分があるかも知れないなあ
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