Entry

トップ > 信仰 > ホンネの言えない時代

ホンネの言えない時代

中山大臣の発言で自民党が揺れている。奥様は皇族的な品の良いお方なのに、この大臣の口は、とマスコミも集中砲火。私的には彼の言っていること、けっこうそのとおりだと思うのだが。現代の特徴であるホンネが言えない空気。あの森元総理も「女が子供を生まなかったら年取って、結局自分が苦労するだけだ」との趣旨をのたまったときも世間は叩きに叩いた。しかしそのとおりでしょう。

THE LAST TRUMPET MINISTRIESの10月の記事で、今のアメリカには二つの霊が働いていると指摘している。ひとつはペイリンおばさんを褒め称える女の霊、ひとつはオバマに働くイスラムの霊。私も数年前にすでにこの二つの霊が働いている事を指摘しているが、これが現在のアメリカの空気を生み出している。

ましてニッポンは山本七平氏も指摘するように空気の社会だから、女の霊の力は強く、容易にホンネを言う口は塞がれる。今後「三猿現象」がヒューマニズムとニューエイジ的霊的雰囲気と相まって強まることでしょう。かくして社会は相互監視の窒息感に包まれ、同時に事あらばエキセントリックかつヒステリックな病状を呈することでしょう。それも閉鎖社会の中の閉鎖社会であるニッポンキリスト教においては特にではある。

甘えの病理と"女の霊"
(→http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Ron/identity6.html

しかし参ったな、トラックバックのスパム。新しい記事にはTBを禁じたのだが、古い記事に次から次へと入るわけで(ウンザリ)

追記:中山氏が辞任の意向、女房と相談して決めるとか。おいおい、ここでも女の霊つよいわけ。中山さんも言いたい事をもちっと洗練された形で表現されればよいのにと、人事ながら、あまり人事とも思えずに、思っております。しかしこうしてますます窒息感が醸成されるわけです。前から指摘している通り、正義感ぶったしたり顔のマスコミがヒステリックに医師の誤診叩きなどをするほどに、困るのは患者と言うか大衆なのだが、それに気がつかない。実に愚かなものだ。バブルを叩いた時も同じ。自分で自分の首を絞めていることに気がついていない。これは小泉氏を崇める人々も同じ。

Access: /Yesterday: /Today: