皮膚から万能細胞が
- 2007/11/21 19:43
- Category: 社会
作られたとの事(@京大)。これはスゴイ。ES細胞は受精卵を壊すために倫理的な問題があるわけですが、皮膚ならば、いわば「垢」。その「垢」に4種類の遺伝子を組み込むと、どんな組織にも分化し得る細胞ができるのだ!もし私の心臓がやられた時、私の皮膚をちょっと削り取り、それから心臓をも作り出すことが可能なわけ。それを移植すれば、自分の細胞だから拒絶反応もない。
しかし、もしこれがクローンに応用されたりすると、これはまたコワイ事態が生じる。映画『アイランド』がそのままリアルになるわけだ。ダニエル書にこう書いてある:
行き着くところまで行く-これが知恵の木の実を食べた人類の宿命なのだ。ダニエルよ、終わりの時が来るまで、お前はこれらのことを秘め、この書を封じておきなさい。多くの者が動揺するであろう。そして、知識は増す。
zion
暗いニュースばかりで気が滅入りますが、素人目には明るいニュースですね。早く医療現場に応用されるよう願うものです。安全性の研究では、がん哲学著者樋野興夫先生あたりの出番となるのでしょうか。
気が早いですが、ノーベル賞はまたもや京都からですかね。