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皮膚から万能細胞が

作られたとの事(@京大)。これはスゴイ。ES細胞は受精卵を壊すために倫理的な問題があるわけですが、皮膚ならば、いわば「垢」。その「垢」に4種類の遺伝子を組み込むと、どんな組織にも分化し得る細胞ができるのだ!もし私の心臓がやられた時、私の皮膚をちょっと削り取り、それから心臓をも作り出すことが可能なわけ。それを移植すれば、自分の細胞だから拒絶反応もない。

しかし、もしこれがクローンに応用されたりすると、これはまたコワイ事態が生じる。映画『アイランド』がそのままリアルになるわけだ。ダニエル書にこう書いてある:

ダニエルよ、終わりの時が来るまで、お前はこれらのことを秘め、この書を封じておきなさい。多くの者が動揺するであろう。そして、知識は増す。

行き着くところまで行く-これが知恵の木の実を食べた人類の宿命なのだ。

Comment

zion

暗いニュースばかりで気が滅入りますが、素人目には明るいニュースですね。早く医療現場に応用されるよう願うものです。安全性の研究では、がん哲学著者樋野興夫先生あたりの出番となるのでしょうか。

気が早いですが、ノーベル賞はまたもや京都からですかね。

  • 2007/11/21 21:42
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DJ Jerry

それで脳を作ったら、いったい何歳の頃の自分の脳になるんだろうか?まっさらな白紙状態の0歳児の脳ができるのだろうか?もし、今の年齢の脳が出来たとしたら、その中身は・・・。

  • 2007/11/21 22:15
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zion

  • 2007/11/22 08:17
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