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オバマのスピーチには

いろいろな感想があるようですね。今回のは、大衆を煽り、高揚させる類のものではなく、すごく実直であったと感じております。これがDJ Jerry氏のスピーチの先生をして"B-"と評さしめるのでしょう。

逆に言えば、オバマは国民ひとりひとりの責任を指摘しつつ、自分に投影される大衆の期待感を、むしろ"new era of responsiblity"として、大衆に投げ返し、大衆をそれに酔わしている感じがします。選挙の間は小泉氏的ワンフレーズ・ポリティクスで大衆を煽り、彼らに大いなる期待感をもたせて、彼らの投影のスクリーンとなり、それを一手に引き受けたが、大統領になるや、それを大衆側に投げ返す手法。実に巧妙な大衆の操作法ではある。

前にも指摘したが、彼にはある種の霊的なパワーがある。しかもテクニカルな面でも大衆を操作する高い手法を持っている。ブッシュの単細胞ぶりに比して、もしかするとオバマはもっと深く、そのクリーンなイメージに違い、かなり狡猾かも知れない。彼の根底にあるプロトコルは何であり、彼は一体何を目指しているのか・・・。

Comment

300分の1

僭越ながら私も何やら恐怖に似たモノを覚えるときがあります…

  • 2009/01/23 01:21
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細木

場違いコメントとは思いますが、こんなものを見つけたというご報告だけ。

http://www.anti-rothschild.net/index.html

  • 2009/02/08 03:05
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