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Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 696-1.jpgその名も『感染列島』。最近電車の中でもマスクをしている人がやけに多い。この前などは私の前に立ったおばちゃん、私がくしゃみをするや、ビクッと後ずさりして、こそこそと逃げていったぞ。「私はばい菌マンか!?」と一瞬思ったが、まあ、世の中ややパラノイド傾向ではある。

しかしこれは現実感を帯びて怖いことは事実だ。中国あたりではすでに<鳥⇒人>感染は起きているわけで、これが<人⇔人>感染のタイプに変異するのも時間の問題と言われている。免疫がないウイルスの場合、私たち的にはほとんど無防備。開業医のわが義兄は一応タミフルを備蓄しているので、まあ、これは分けてもらえるかと密かに考えているが。ちなみに映画ではインフルエンザではなく、別の出血熱系のウイルスを想定していた。

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あの未完の大作『ふうけもん』についての『キリスト新聞』の記事(→こちら)。どうもこの手の神を大義妙分に使う姿勢はいただけませんね。あくまでも商売として成り立つ映画を作って、世に対して勝負しなさい、堂々と。『親分はイエス様』の二の前はみっともない限りであろうに。

年内の配給を目指す金プロデューサーは、「製作費が足りなかったことを冷静に受け入れたい」としながらも、「クリスチャンが一致団結できるかどうか、試される映画になると思う」。資金調達に向け、キリスト教界へ献金などの支援を呼びかけている。

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