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地上の幕屋の管理

この1週間の間に2件、兄弟姉妹が生死の際に直面する事態が起きてしまった。両ケースとももう少し対応が遅れたら危なかったのだが、幸い瀬戸際で難を逃れることができた。主に感謝である。が、皆様も地上の幕屋であるボディについてはくれぐれもメンテを怠ることのないようにお勧めします。かく言う私も近々毎年恒例のドッグを受診する予定です。私は20代の頃からの血液データを蓄積しておりますが(注)、中性脂肪値は前から高かかったのですが、最近やや尿酸値が上がっておりまして、通風を避けるためにも改めて節制を心がけておるところです(そんなに美食家でもないのですが、甘いものと高蛋白食が原因でしょう)。

わたしたちは、天から与えられる住みかを上に着たいと切に願って、この地上の幕屋にあって苦しみもだえています。

【注】普通、検診で正常異常を決めるのは、多数のデータの分布を調べて、その分布内において平均値から±3σ離れた値を「異常値」とするのですが、これには罠があります。つまり集団の分布と個人の時系列データの分布はまったく一致せず、後者のσも前者のσよりもはるかに小さいのです。言い換えると、集団内では正常域にあっても、個人時系列データの分布では異常になり得るわけです。よって1回の断面的検診では不十分で、個人の時系列データを蓄積してその分布から判断する必要があるのです。

追記:ひとりの方は救急車を要請したのだが、到着してから搬送先が決定するまで20分かかった。脳内出血が疑われるにも関わらずである。トリアージや受け入れ態勢の問題があるにしても、これが現在の救急医療の現状である。

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