Entry

トップ > 社会 > 鴻池氏辞任に見えるニッポンの強迫神経症

鴻池氏辞任に見えるニッポンの強迫神経症

ファイル 848-1.jpgW不倫で人妻と熱海の温泉に連泊した同氏。『週間新潮』にすっぱ抜かれて副官房長官を辞任。間質性肺炎の診断で入院。同誌は朝日新聞銃撃事件の自称犯人にひっかかって面子をつぶしていたのも、これで帳消しか?しかしどうでしょう、このお年とお顔で不倫!?熱海もいかにもだが、公費を使うなよな〜。

ファイル 848-2.jpg対するイタリアのブルルスコーニ首相。18歳のグラビアアイドルと不倫だそうで、20歳年下のソフィア・ローレンに似た(これは私の印象で、世間では川崎麻世の恐妻カイヤとか、妖怪人間ベラとか言われているようだ)奥様から三下り半。首相は全然悪びれておらず、支持率も70%を超える。フランスのサルコジといい、ブルルスコーニと言い、アチラ系ではむしろ男の証。しかし彼らは確かにカッコイイ。

私は前々から言っているとおり、清廉潔白かつ愛に満ちたしかしメスの切れない外科医と、愛人はいて金まみれで野心家にして冷酷なしかしメスの切れる財前五郎のような外科医のどちらにオペしてもらうか、と問われたら、もちろん財前を選ぶ。政治は倫理・道徳の世界ではない。ソーシャル・エンジニアリング(社会工学)の問題。その識見と手腕があれば、愛人など何人いてもいいではないか。かつてある政治家が国会で「あなたには7人の愛人がいる」とか追及されたとき、「失礼なことを言うな、それ以上だ」と答弁したそうだが、その位の甲斐性がないと世は動きません。

チマチマ、ジメジメッとしたニッポン、もっとカラッとした地中海性の風が吹いたら、明るく朗らかに生きることができるだろうに。

追記:ちなみにアメリカ公民権運動の英雄キング牧師には3人の愛人がいたのだ。彼女たちは黒人のために命を投げ打っている同氏に対して献身的に尽くした。彼はどこぞの草野球のキャッチャー的(※)ボクシのように、女性たちから訴えられることはなかったのだ。これも男の器量の問題。別れた後になお女性から擁護される位のケアをしなくては。それと私が財前五郎を好きな理由は、愛人ケイ子の前では素になって自分の弱みも見せてしまうところ。(なお、こう言ったからとてDr.Lukeに愛人がいるわけではございませんので、そこんとこヨ*ロ*シ*ク^^)

参考:閉鎖社会の共同幻想に思う(→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing31.html

※「ミットもない」†映画『幸福の黄色いハンカチ』で高倉健が言ったおやじ的ダジャレ。

Comment

23

ニッポンキリスト教界の先生方も、
最低限相手の同意を得ないとダメだ、と強く思わされましたw

  • 2009/05/14 00:22
  • Edit

もみじ饅頭

政治家として、手本となる為 わきまえていただきたいのは確かですが、二人の医師から選択するにあたってプライベートの生活を基にするのはこだわりすぎというか、、、

Access: /Yesterday: /Today: