Dr.Lukeの一言映画評と本日の二枚
- 2009/05/16 18:24
- Category: 映画
午前中はプールとサウナ。午後はカミさんと次女と三人でチネチッタにてランチ。最近ではよく「ピッツァ・サルヴァトーレ・クオモ&グリル」にて。バイキングスタイルで、しかも中華とイタリアンのコラボが面白い。バイキングは目移りして、つい食べ過ぎるので、最初に野菜系をたっぷり摂っておくことだ。
映画はトム・ハンクスの『天使と悪魔』。ヴァチカンに侵入したイルミナティの工作員との息詰まる攻防戦。ヴァチカンの地図が暗号になっており、それを解読しつつ反物質による爆発を防ごうとする。前作の『ダ・ビンチ・コード』に比してややSF&サスペンス度が増した。まあ、単なる娯楽物だが、これからの世界、カトリックの影響力が増すであろう事を示唆している。そして敵は最も善なる者なのだ。しかしイルミナティはこんなことはしませんね。
それにしても宗教と科学の融合の可能性を提示いるとは言え、反物質が登場するとは・・・。カトリックなどのキリスト教(宗教)とサイエンスは確かに対立するだろう。私もそうであるが、サイエンティストにとっては、ここでもキリスト教が大いなる躓きとなっている。本来、神(信仰)とサイエンスはまったく対立しない。この辺りは、ここにも登場して下さるシカゴ在住のはちこさんと夫君のシカゴ大地球物理学者のぼぼる氏が訳された、人間のゲノム解読を指揮したフランシス・コリンズ博士の『ゲノムと聖書』(NTT出版)などを読んでみてほしい。なお、クリスチャンのコリンズと反聖書のドーキンス(彼の『神は妄想である』もこちらで紹介した)の対話についてはこのブログでも紹介している(→こちら)。
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本日の一枚目はR&BのJessica Maruboyの"BEEN WAITING"。「オーストラリアのアイドルオーディション番組出身、デビューアルバム。伸びやかな歌声とキャッチーなポップR&Bが聴く人を選ばない」との評のとおり。
二枚目はJAZZ、Hiraly Koleの"Haunted Heart"。アンニュイな感覚と伸びやかなつやのあるヴォイスがイイ。プリミティブなライブハウスの匂いがプーンとしてくる感じ。ややJane Monheitと似ている部分もあるかな?
エシュコル
ニュートンはクリスチャンと言うが、実は三位一体を信じない異端者である。またクリミア戦争で有名なナイチンゲールもそうであるそうな。
案外有名なクリスチャンでも異端者が多いのではなかろうか。