いわゆるひとつのモノの考え方
- 2009/05/25 07:39
- Category: 科学
このところうつらうつらと考えていたことであるが、どうもあながち見当外れでもなさそうなので、ちょっとご披露したい。
1918年のスペイン風邪のパンデミックは、最初は弱毒性、後に強毒性に変異して、感染者6億、死者4,000-5,000万となった(当時の世界人口は18億)。しかし最初の弱毒性に感染した者は強毒性に対しては軽症で済んだのだ。つまり免疫ができたため。
(写真は遺体からのゲノムにより復元されたスペイン風邪のウイルス)
今回の場合、1957年以前生まれの人はすでに免疫を持っているとする説も米国の専門家が述べているが、もしかすると秋以降の強毒性変異の可能性を考えて、マスクを外して(もともと効果は疑問)、今のうちに弱毒性に感染しておくのが得策かも知れない。つまりワクチン接種と同じ効果を有することになる。
・・・と言ったやや乱暴なことを考えていたのだが、Dr.Kさんも同じ推理を紹介されている。皆さん、ぜひご一考を。
・ある興味深い推理(→http://www.chiba-kawamura.jp/blog/?p=240)
【重要な警告】
マスクを外して弱毒性に感染し、そのために重大なる結果を招きましても、当方は一切関知致しませんので、マスクの使用・不使用につきましては、あくまでも自己責任でご判断ください。特にすでになんらかの疾患を持つ方や体力のない方などは十分ご注意ください。