自然のままに
- 2009/06/13 08:20
- Category: 信仰
今のニッポンキリスト教、いよいよ表の煌びやかさと裏腹に、刺々しい空気が蔓延してきています。要するに安息していない、満足していない、フラストレーションだけが溜まっているのです。喩えると、
・ある人は自分の髪の毛を自分で引っ張って、「主イエスの名によって、飛べぇーっ!」とやる
・ある人はジャンボの座席で、落ちないように、座席に必死にしがみついている
・ある人はジャンボの座席で、飛行の法則が働いているからダイジョウブ、ダイジョウブと、念仏のごとく聖書の言葉を唱える
・ある人は電車に乗って、人よりも早く目的地に到着するために、電車の中で必死に走る
のです。その中で彼らに重荷をさらに負わせる者や、彼らの"労苦"や"傷"に付け込んで、弟子訓練だの、カウンセリングだの、癒しセミナーなど、いろいろの商売が蔓延っておるのです。「リバイバル音頭」を躍らせる側も踊らされる側も、どちらの皆さまも、まことにご苦労様でございます。
ジル博士も言っていましたね、「力が抜けると、自然の声を聞くことができるようになって、生きる喜びが湧く」と。かくして自然は自分の美しさも誇らず、誰に見せるでもなく、ただいのちのままに時節に応じて咲いては散るの繰り返し、淡々と、執着することもなく、競うこともなく・・・・。紫陽花がいよいよ美しくなってきました。
武州乃鳩
いいですね。ウチの近所には小さな菖蒲園があり、子供たちと散歩してきました。天然はいいですね。