プロレスラー三沢死亡
- 2009/06/14 07:22
- Category: 社会
昨日の映画を地で行くようなリング上での最期でした(→記事)。映画では綿密な打ち合わせがあって、ヒーロー役とヒール役も役割分担、攻撃のパターンや試合展開もシナリオがあることを明らかにしていたが(要するにヤラセ)、それでもなお、肉体のぶつかり合いや流れる血は本物だ。かくしてこのような事故が起きるわけですが、実はまさにコレを観客は望んでいるのです。そのサディスティックな欲求を満たす究極の理想的形です。これで三沢のすべては浄化され、彼の生と死はレジェンドとなり、究極の永遠のヒーローとなるのです。時にその死に殉ずる者も出てきます。彼の死は哀しき究極の美なのだ。