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ローカルチャーチ最新情報

北米や南米ではウィットネス・リーの出版社リビング・ストリーム・ミニストリー(LSM)の"ブレンド兄弟団"に反旗を翻す人々が次々に検疫されています。互いに非難の応酬合戦となっていますが、サイトも次々に立てられる中で、これまで日の目を見なかった書簡類や資料などが公開されてきています。私の「ローカルチャーチ情報サイト」もそれにともなって資料を新らたに加えて、かなり更新しました。

この"ブレンド兄弟団"が何とも意味不明で不気味な存在なのですが、リー亡き後中央集権的傾向を強め、自分たちに批判的な人物は即排除・検疫すると言うわけで、ある種エホバの証人の"統治体"と似てきています。これは私が99年当時に予測したとおりの展開です。ラッセルの膨大な『聖書研究』に相当する位置づけのウィットネス・リーの『ライフスタディ』を金科玉条として、"統治体"に相当する"ブレンド兄弟団"の集団指導体制の下、リーの見た終わりの時代の"主の回復のビジョン"に従って「神になる道」をひたすら走っているのが今日のローカルチャーチです。

ウィットネス・リーの地方教会・主の回復情報サイト

【注意】なお、このサイトにある情報はすべてDr.Lukeによる捏造である、とローカルチャーチ側は主張しておるようですので、よくよく吟味の上お読み下さいますように(微笑)

Comment

ヴィオロン

ここに書いて良いのかどうか分かりませぬが…。
Lukeさまの論稿「カルトの本質」を遅ればせながら拝読して、非常に面白くまた納得させられました。
「カルトは、もともと神から分離された人のきわめて深くかつ深刻な葛藤から生じており、教祖も信者も同じ精神病理あるいは心理機制を有している」

このように、Lukeさまはカルトの発生原因として「神から分離」された人間の存在不安(無力と孤独)を取り上げるのですね。この存在不安を「霊的精神的共鳴」の軸として、カルト団体は強い一体感の絆で結ばれ(互いに拘束され)ているのだと…。まさにおっしゃる通りだと思います。

「神から分離された人間の無力と孤独を、『支配と被支配』という歪んだ『役割分担』を通しての病理的関係によって慰め合い、補償しようとすることこそ、まさにカルトのカルトたる本質である」

フロムの言う自由からの逃走の最も極端なヴァージョン、神から遠く離れた人間が不安の源となる自由を重荷として捨て去る方法として、極端に不自由な共同体を作り上げるカルトが存在しているのでしょう。

「しかし注意深く観察するならば、神を排除するこの世の様々なシステム自体が、そのような要素を多かれ少なかれ含んでいることも事実である」

これも鋭いご指摘です。山谷少佐が確か都市(国家)の起源を聖書のカインとレメクに求めていたように記憶しています。罪ゆえに追われる身であったカインが自己防衛のために建てた街が都市国家の起源であったと…。そのように考えると、カルトというのはカインの街の末裔のようにも見えてきますね。

  • 2009/07/01 14:42
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Luke

まさにカインの末裔です。また同時にノアの子孫としてシヌアルの地に人類最初の王ニムロデが誕生し、自らの王国を建て上げます。これがバビロンのルーツです。バビロンには偶像礼拝(霊的面)と商業(経済面)の二面があり、人類の根本的必要を神から離れて満たします。これが現代におけるもろもろの事象の原動力であり、今私たちは霊-商業複合体の末期的症状を見ているわけです。カルトはもっと普遍化して、バビロン化と言えますし、ニッポンキリスト教はすでにそれに飲み込まれています。詳細は私のメッセージの「バビロンシリーズ」をご参照ください。

  • 2009/07/01 19:56
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