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森の香りを楽しむ

ファイル 945-1.jpg早朝の公園。甘い森の匂いと鳥の声、時にうぐいすも。そしてザー、サーという風にそよぐ木の葉の音。至福の瞬間である。たっぷり汗を流し、熱いシャワーを浴び、体中の筋肉を十分にストレッチ。何と言う快感。

ナンセンスな神学論争で肥大化オツムが加熱したり、クルシチャン状態に落ちている向きには、ぜひこの身体感覚に目覚めてみて欲しいと思う。

エデンの園には神学もなく、教団や組織もなく、モーセ律法は言わずもがな。ただ神との、そして相互の交わりだけ、その神はこう言われたのでした:

主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。・・・エデンから一つの川が流れ出ていた。園を潤し、そこで分かれて、四つの川となっていた。・・・主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。

私は神が食べてよいと言われた木々の実は大いに楽しみたいと思っている。その中心はいのちの木なるキリスト。しかしニッポンキリスト教は、食べると必ず死ぬと言われた善悪の知識の木の実をひたすら食べ続けているかのようなのだ。まことにご苦労様なことではある。生きるとは食べること。問題は何を食べるのか。食べる物によってその人の放つ香りが決まる。

年齢のいった人々や、同じニオイを醸す人々の中だけにいると、自分が放つニオイが分からなくなる。おじさんたちはそのニオイ、おばさんたちもそのニオイ、はたまたニッポンキリスト教はそのニオイ。正直言うと、いずれももかなり臭い。

カプセルの中に閉じ込められるのでなく、フィトンチッドの充満した森に出て行き、その甘い香りをしみじみと楽しみましょう。

Comment

David

ルーク様
いつも読ませていただいています。
私は「ニッポンキリスト教」団の一牧師で、身につまされることが多いです。
今日の記事、私にとっても、大変興味深いです。
エデンの園の中央に生えさせられた二本の木。本当に「命の木」から取って食べたいものですね。
お住まいの地にある命の場所に進んで入り込み、踊り出すような喜びを味わっておられるご様子が伝わってきます。
私が住まっている「ニッポンキリスト教」団という場所にも、「命の場所」があることを最近味わっております。
主が機会をくだされば、お会いして、命の経験をお分かちできたらと思っています。
因みに、私はストーカーではありませんので、どうぞご安心ください(笑)。

  • 2009/07/14 10:15
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