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ムーン・ウォーク体験

ファイル 962-1.jpg先に紹介したTIME誌のカバーストーリーは人類初の月面着陸40周年を記念した記事だ。題して"Moon Walkers"。マイケル・ジャクソンの死も意識しているのであろうが、なかなか面白い。それぞれの宇宙飛行士がその後の人生をいかに送っているかのレポートだ。ある者は大学で教え、ある者は政治に誘われ、ある者は航空機会社の役員となり、ある者は神を感じて信仰に目覚めて伝道師となり・・・・。

中でも最も面白いのがアポロ14号のエドガー・ミッチェルだ。彼は何と、月面にいたときある実験を試みたそうだ。ファイル 962-2.jpgそれは地球に残る二人の友人にテレパシーを送る実験をしていたのだ。地球に帰還して後も"The Institute of Noetic Science"なる研究所を設立して、何とパラノーマル(超常的)な現象の研究に従事している。彼は「それを経験したらもはや"超"ではないのです。ある人々にとってはソレはごく当たり前のことだからです」。宇宙における何か偉大なる存在に目覚めたのはこの月旅行による、とミッチェルは語っている。それは彼にとっての"ah-ha experience"だったのだ。先の映画「ノウイング」ではありませんが、私たちは"誰か"に観られているのだ。

さて、そこで皆さん、マイケル・ジャクソンやアポロ飛行士にならなくても、何と私たちもムーン・ウォークすることが可能となりました。googleの"google moon"なるソフトをちょっとインストールすると、月面の3D映像を楽しめます。またアポロ飛行士のナレーションで、各アポロ計画のミッションを解説をしてくれます。神を紙の上の議論に摩り替えてしまって、自分のオツムの中に閉じ込めんとするニッポンキリスト教のクルシチャンのみなさま、ぜひムーン・ウォークの経験をなさって、まことの生ける神に触れてみませんか?

Google Moon

追記:日食は悪天候で残念でした。インドの人が太陽が戻って、これで全世界の人が幸せになれると、心から喜んでいる光景を見て、なぜか心がなごみました。

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