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ビョウキは病気

うーーン、今朝も「ばっかやろー」でした。

さて、リチャードさんとヴィオロンさんがそれぞれBlogで触れているので、ちょっとご報告を。昨日のセレブの後、前にも書いた"声"を聴くおばちゃんがまた発作を起こした。このところしばらく姿を見せていなかったのだが、また戻ってきた。

で、昨日はこうだ。私のところにネチネチっと絡んで来て、「私は神様の声を聴いて、もう一生来ないと思っていたけど、導きに従ってまた来ましたっ。今すぐピアノを出して下さいっ(片付けてあるのだ)。私は神様の声に従いたいだけなのです。なのにルークさんは邪魔する。なぜダメなんですか!神様がピアノを弾きなさいと言われるから、私は嫌なんだけど、私は従いたいのです。皆さんも私が神様の声に従うことをなぜ認めてくれないんですか!ピアノを弾かせて下さい!」と言うわけ。こういう発作を起こす場合、独特の目つきに変わるので、ヤバイと分かるのだが、とにかく何か因縁をつけて絡んでくるわけ。かくして皆さんの前でひとしきり"大演説"をぶったのだ。

私の判断はこうです:神の"声"を聞いて、その妄想確信は揺ぎ無いレベルに達しています。すでに理屈や説得の通る世界ではありません。私たちの常識の通じない世界の住人であることを知る必要があります。また自分を受け入れる人を選んで付け込むことが巧みです。病んだ自己を私たちに認めさせ、受け入れさせたいのです。聖霊派ならば「悪霊よ、出ろ~!」とかやるのでしょうが、これは人格の病です。私的には今後セレブ自体を妨害する行為をした場合は、「礼拝妨害罪」として警察を介し、精神保健福祉法に従って、措置入院策を取る腹を決めています。

まあ、これに対してはいろいろな反応が出ることも承知です。いわく、冷たい、愛がない、あたたかく受け入れてあげるべきだ、・・・等々。しかし専門的見地から言えば、兄弟姉妹にもご理解いただきたいことは、病気の人は病気であること。集会は何でも許してご機嫌取りの「よしよし」をする幼稚園でもなければ、精神科病棟でもないのです。病気の人はしかるべき場でのしかるべき処置が必要であることを認識してください。そして何より素人が病気に対応する場合、ある種の危険性があり、すでにそれが高まってきているからです。消火器の増設も考えています。癌の患者さんを素人が処置することはできません。精神の病もそれと同じなのです。

Comment

細木

え~、怖いですね・・・。

以前、知り合いの先生が、「今日ピアノを弾きなさいと示されました。」と言われて、「私には示されていません。」と断ったそうです。「霊の一致が有りませんから仕方ないでしょう。」って、すごく軽く言っていました。

KFCのがそんな段階ではないのはわかっていますが、自分には印象的な思い出なので、ちょっと書いてみたくなりました。

  • 2009/07/27 10:39
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Luke

はい、怖いですよ。まあね、ピアノの腕がせめてあればなのですが。何しろ小学生並みですから。脳内世界に生きているわけで、さてさて「何」を聴いているのでしょうか・・・・。

  • 2009/07/27 15:04
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GTO

今回のメッセ、なるほどでした。餡子の充満したタイヤキのたとえがとてもよく分かりました。今のキリスト教はタイヤキではなく、タイヤキを入れる箱を「教会」と思い込んで、箱を豪華にしたり、キレイにしたりしているのですね。

  • 2009/07/27 16:27
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