死に至る病
- 2009/10/18 19:52
- Category: 社会
とはキルケゴールの名著であるが、今回はそれではない。経済の話だ。ユニクロが980円のジーンズを売り出し、この業界は悲鳴を上げているようだ(→記事)。モノの値段が安いことはよろしいことに思えるが、それは需要側の論理。実は私たちは同時に供給側にもいることを忘れている。モノの値段を安くするほどに、自分に回ってくるカネも細くなる。するとさらに安物買いに走り・・・の悪循環でついにはデフレ。すべてがフラット化される世界。これは生命力を殺ぎ、ついには死に至る病であり、治療は初期段階で行わないと手遅れになる。否、もしかするとすでに手遅れかも知れない。経済の自殺行為であり、ニッポンは現在自死に瀕しているのだ。
zion
ダイソーの腕時計(700円位、、)を半年前に購入。中身は日本製、アセンブルは中国。未だ寸分狂わず、壊れもせず、、。
ユニクロの縫製は日本一、と某テイラー談。
ニッポンとシナの物価が均衡する日も近し。