Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚
- 2011/01/29 17:37
- Category: 映画
- Tag: 音楽
『RED レッド』。CIAを引退した工作員たちが再び現場に引きずり出され、活躍するというややコメディタッチのアクション物。
CIA暗殺リストに記された元一流スパイたち。アメリカを揺るがす巨大な陰謀に立ち上がる!
かつては名を馳せたCIAエージェントのフランクだが、今は引退し、田舎町でのんびり暮らしていた。そんな彼の唯一の楽しみは、用事を装い年金課の女性サラに電話をかけること。ある夜、フランクはコマンド部隊に襲われる。次はサラの身が危ないと感じたフランクはサラを連れ、かつての上司で今は老人介護施設で暮らすジョーを訪ねた。襲撃者たちはCIAと関わりあいがあることがわかり、フランクは引退したかつての仲間たちと反撃に出る。
マッチョ俳優ブルース・ウィルスも最近はオールディーズ的扱いとなってきているわけで、アクション俳優の晩年が辛いものであると思わせる次第。単純な娯楽映画として楽しめばそれなりに楽しめるかもだ。
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たまたま見つけた輸入版、John Coltraneの1957年Blue Note 95326、"BLUE TRAIN"。これはうれしい。モダンジャズのカリスマ、4ビート・バップ・ジャズのアドリブ演奏。DeepなJazzを楽しめる。無名時代が長く、表だって活動した期間は約10年。しかし今だに新しい音源が発掘されているようだ。