大なるものは-老子四十五章
- 2013/10/19 10:21
- Category: 漢詩
- Tag: 老子
大成は欠くるがごとくにして其の用弊(やぶ)れず
大盈(だいえい)は沖(むな)しきがごとくにして其の用窮(きわま)らず
大直は屈するがごとく
大巧は拙なるがごとく
大弁は訥なるがごとし
躁は寒に勝ち
静は熱に勝つ
清静は天下を正と為す
大盈(だいえい)は沖(むな)しきがごとくにして其の用窮(きわま)らず
大直は屈するがごとく
大巧は拙なるがごとく
大弁は訥なるがごとし
躁は寒に勝ち
静は熱に勝つ
清静は天下を正と為す
老子は説く、本当の完成した人は若く欠点だらけに見え、本当の豊かさは何も持たないように見え、本当の真実は屈するように見え、本当の知恵は稚拙に見え、本当の弁者は朴訥と見えるものだ、と。最後に彼はこう結論する:清静為天下正(清靜は天下を正と為す)、すなわち清静なるものが天下を治めるのだ。
また、ほめられたり、そしられたり、悪評を受けたり、好評を博したりすることによって、自分を神のしもべとして推薦しているのです。私たちは人をだます者のように見えても、真実であり、人に知られないようでも、よく知られ、死にそうでも、見よ、生きており、罰せられているようであっても、殺されず、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、すべてのものを持っています。-2Cor 6:8-10